宮下 ゆりか さん

宮下 ゆりか さん

profile_title
早稲田大学教育学部複合文化学科。読者モデル、CM出演など多数。ブロガー。早稲田浴衣コンテスト2011グランプリ

■ 宮下ゆりかさんのこれまでの主な活動
                                          
○ ブログ
宮下ゆりか オフィシャルブログ http://ameblo.jp/yrkp/

○ meryまとめ記事
【現役早稲田生】読者モデルの宮下ゆりかさんがいい女すぎる♡ (2014/1/16)
ゆりかぴこと宮下ゆりかの私服が個性的でかっこいい!! (2013/7/20)

○ コンテスト
・早稲田コレクション2011出演 ・早稲田浴衣コンテスト2011グランプリ

○ モデル、タレント活動
【雑誌】 「mini」「SEDA」「JILLE」「mina」「oggi」「cancam」「ar」「shinbiyo」「HAIRMODE」「PREPPY」他、ファッション誌、業界誌、ヘアカタログなど。
【CM、広告】 ユニクロ 「ウルトラライトダウン」「イージーレギンスパンツ」「暖パン」「UT」などの広告・CM、アディダス広告、ロッテガムCM・キリン飲料水CM、ミニストップ広告
【テレビ】 テレビ朝日『学生HEROES!』
【ファッションショー】 「HARAJUKU KAWAii!!! FES 2013」など
【その他】 WEBコンテンツ、アプリイメージモデルなど多数。

○ 連載/Web関連
「ガールズリパブリック」 編集メンバー 連載記事はこちら
手作り料理でつながるコミュニティ「ペコリ」 連載記事はこちら

■ 宮下ゆりかさんインタビュー

【1】ブログは自分自身を効果的に発信する手段だった

私のこれまで3年半の大学生活における様々な活動を振り返るとき、大きなキーワードになってきたのがブログです。大学1年生の時にスタートしたオフィシャルブログは、多いときはアクセスが一日に5万PVにもなり、大学生ランキングでもたびたびトップになることができました。そしてその過程で、さまざまな方から多くのチャンスをいただくことができたのです。

例えば「mini」「SEDA」「JILLE」「mina」「oggi」「cancam」などの、ファッション雑誌のモデルであったり、ユニクロの広告やロッテやキリンのCMの出演だったり、本当に多くの体験をさせていただいています。最近では、10月の5日6日と「HARAJUKU KAWAii!!! FES 2013」のステージにも出演しました。

宮下ゆりかさん-1

このような華やかな世界での活動は、子供の頃から憧れでした。でもブログのアクセスが増えたのも、多くの舞台に立てるようになったのも、決して偶然ではなく、何かのお膳立てで順風に進んだわけでもなく、実は裏でかなり地道な努力をしてきたつもりです。

知名度も社会的なポジションもない私にとって、ブログは自己を発信できる貴重な手段でした。その可能性にすごく期待していました。でも無名な人間が発信するものに誰も興味を持たないですよね。であればどうすればいいか、そう考えたとき意識したのが「日記みたいにならないように」ということ。自分が何を食べたとか、友達とどこに行ったとか、自分個人のプライベートを表に出していっても何も生まれないと、そう思ったのです。

書くならもっとみんなが喜んでくれる、ためになる文章を書こうと。それがファッションでした。自分自身が好きですし、女の子なら誰もが興味があるテーマ。ですから自分自身のリアルな形で、さまざまなコーディネートの形を表現していったんです。それもより客観的に。見ていただく方は、殆どが私のことを知らない人ですから、そういう直接の繋がりがない方たち共感してもらうためにも、第三者的視点はいつも大事にしていました。

アクセスもけっこう意識していましたよ(笑)。ブログはサイトにアクセスしてきたキーワードなどが分かりますから、どんな言葉が訴求効果が高いのかとか、かなり頑張って調べていましたね。「周りの人が何を求めているか」「その期待に私はどうこたえるべきか」、こういった意識は、この頃鍛えられたもののひとつですし、その後もかなり重要な私のテーマになっています。

【2】雑誌のコンセプトや作り手が求めるものをイメージする

初めてモデルの活動をしたのは、大学2年の夏くらい。ちょうどブログのアクセスが5万pvになってた頃のことです。そこに至る過程でも実は私なりの努力というか工夫がたくさんあったんです。

当時ファッション雑誌では、原宿とか表参道とかのお洒落な街で歩く女の子のスナップ写真の掲載がありました。なので、撮られるためにけっこうそういった街に出ていったんです(笑)。でもただ歩いているだけでも駄目で、どうすれば声をかけられるか考えて。そこで意識していたのが、流行を取り入れたファッションを着こなすこと。さらに言えば2か月先の季節に合わせたコーディネートをすることです。

宮下ゆりかさん-4

説明するまでもないかもしれませんが、月刊誌の発行サイクルを考えたら、撮った写真が実際に雑誌になり書店に並ぶまで2か月くらいかかりますよね。だからその時の季節ドンピシャの服じゃダメなんです。掲載時期に合ったものではないと。でもそういうことを考えて街に出る人ってそんなにいないでしょうから、よく声をかけていただきました。これも先ほどお話しした「自分が求める人が何を期待しているか」を日々考えてきた一つの現れです。

実際にモデル活動を始めると、周りはかわいい子ばかりで「かわいいだけで全てがOK」みたいな世界がある。でも私は残念ながらそこが居場所じゃない。「顔採用じゃないな」って痛感しました(苦笑)。じゃあ私は何か・・・「服担当だな」って(笑)。どんな服を着て、どんなコーディネートをするか、そこが勝負だったんです。

そのためにも、自分の日々の生活の中にさまざまなコーディネートを積極的に取り入れてきました。今もブログでは毎日のファッションを写真に撮りアップしていますが、先ずは自分自身が経験し、自分の感覚で理解していくことから始めようと。普段からこだわっていてこそ、実際の仕事の場でも新たに感じることが出てくるし、その服の良さが分かったりします。それをメーカーや雑誌の編集者の方などにフィードバックしながら、コミュニケーションを深め、作り上げるべきものを高めていく。そういう姿勢はとても大事にしています。

こういった積み重ねもあってか、企業の方からWebプロモーションなどビジネス的なご相談を受けることも増えました。例えば「女子大生の目線を知りたい」「女子再生向けに発信したいがどうすればわからない」、そういった時に、「女子大生でありつつ、業界が求めるものも分かっている」そういう私の立ち位置が、ご関心いただけるものになっていったのではないでしょうか。

【3】やりたいことには妥協できない

いまでこそ、さまざまなことにチャレンジさせていただき、華やかな舞台にも立たせていただく機会が増えましたが、子供の頃はコンプレックスの固まりの少女でした。特に地元が千葉の中でもまたかなり奥の不便なところで、それが自分自身すごく嫌で、早く都会に出ていきたいとずっと思っていたんです。ですから、高校の時はかなり勉強していました。

宮下ゆりかさん-3

思いがかなって東京の大学に進みましたが、親は一人暮らしを絶対に認めてくれなくて、そこには長く不毛な争いがありました(苦笑)

通学は片道2時間、朝は早くて夜はぐったり帰ってきて。そんなことをアピールしても全く埒が明かず、それでも「絶対に出ていきたい」気持ちは変わらない。なので3年間必死にアルバイトして引っ越し代金を貯めて「初期費用はもちろん仕送りもいらない」と。そう言ってみてもやっぱり駄目で、だからもう既成事実化してしまおうと。先に家を契約しちゃったんですよね。もう引き下がれないように。もちろんその後もかなり激しく反対されたんですが、でも何とか今年から東京生活を始めることができました。

こんな感じで、私は思い込んだら絶対に何とかしたいと思う気持ちがすごく強いタイプです。就職活動の時も凄くいきたかったところが最初通らなかった時、あまりに落ち込んで、すべてを投げ出してしまいたくなるほどでした。

ただその会社は再チャレンジ制度のような仕組みがあって、そこで幸いにも内定をいただくことができたのですが、そういう「一つに決め打つ」感じの生き方は、周りから見ると危なっかしく思われることもあって、「もう少し柔軟になったほうがいいよ」とアドバイスされることも少なくありません。自分のやりたいことを実現したいという自分に忠実な気持ちと、でも必ずしもすべて思い通りに行くわけもないので、そうでなかった時の立ち回り力。これをどう身に付けていくかは今後の私の課題なのかなって思っています。

【4】「超できるママ」になりたい!

つい先日、「ジュニア野菜ソムリエ」の合格通知が届きました。これは日本野菜ソムリエ協会が主催するもので、「野菜・果物の正しい基礎知識を習得し、その学んだ知識の伝え方『コミュニケーション』やレシピ提案に役立つノウハウ『ベジフルクッカリー』を学ぶ」という資格になっています。かなり頑張ったこともあり、500点満点中485点。特待生(450点以上)という枠での合格でした。

宮下ゆりかさん-2

ファッションと並んで料理は私の中の大きなライフワークの一つです。これまでに例えばWebメディアの「ガールズリパブリック」で料理に関する連載を行ったり、手作り料理でつながるコミュニティ「ペコリ」(上写真参照)でもレシピ紹介を続けてきたりしました。

クックパッドに代表されるように、料理のレシピを公開する場所はたくさんあると思うのですが、その中での私のこだわりは「写真で切り取りたくなる」ような料理であることです。一言でまとめてしまえば「ビジュアルメイン」。見た目から入って、「こんな料理が作りたい」そんな想いを同世代の方に感じていただけるような、そんな意識を持って情報発信しています。

でもそれはこの道で食べていこうというよりは、もっと単純に「料理が得意になりたい」といった気持ちが主体です。あまり真正面から話すのも照れることなんですが、私は常々「超できるママになりたい」と言う願望が強いんです。仕事も家庭も趣味も、みんなしっかりこなせる女性になること。実はここにもけっこう執着心があるんです(笑)。ですからそういう点でも料理は私にとって、大事なテーマで、これからも、料理の資格を増やしていったり、写真に残していったり、こういう活動を続けていこうと考えています。

学生生活もとうとう半年を切りました。振り返ればいろいろな経験をさせていただきましたが、とはいえまだまだチャレンジできることはたくさんあるはずです。いただける機会に感謝して、そして自分のやりたい気持ちを大事に、学生だからこそできることに、もうひと頑張り貪欲に取り組んでいきたいと思っています。